さっきからずっと。

すごく痛いのよ、その視線。


それでも貴方はお構いなしに私を見つめる。



何か口の周りについてるかな?



唇の端から舐めてみるけど、何も味はしない。

一瞬、貴方が反応した気がしたけど・・・気のせいだろう。








それからも貴方はずっと私を見続ける。

いい加減、飽きてきたと思って立てば、何時の間にか貴方は目の前にいる。


 「なに?」


やっとしゃべる気になったのか。


とりあえず、私は笑顔を絶やさない。


 「お前のこと・・・好きになっても良いか。」


何を聞くのかと思えば、そんなこと。


 「嫌がるわけないでしょ。」


 「そうか。なら、好きだ。」


あっさりと言ってしまうのね、貴方って。


 「さっきの質問が告白だと思ったんだけど。」

 「さっきのは、確認だ。」


無表情で簡潔に答える、貴方の何処に惹かれたのかも分からないけど。


 「私も好きよ。」


貴方の視線に答えてみるのもいいかもしれない。






貴方からの視線



-back stage-

我:名前変換すら無しか。
管:も、申し訳ない。だけど、無口な君も悪いんだ!
我:人に責任をなすりつけるな。
管:ぐっ。が、我愛羅は長編を頑張るもん。
我:それを何時になったら公開するんだか。

2005.09.14

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