happy new year with Byakuya

「あけましておめでとう、白哉。」

「おめでとう。」

「さすが貴族のお正月。」

「何か問題でもあるか?」

「ううん、その逆。御節も豪華だね。」

「お前はこのような料理、初めてなのだな。」

「すみませんねぇ、庶民で。」

「構わぬ。何なら、一人で全てを食べつくしても良いぞ。」

「いや・・・それは遠慮します。」

「遠慮をする必要などない。」

「遠慮なんてしてないから。」

「太る心配をしているなら、無意味だぞ。」

「その心配をしていないと言ったら、嘘にはなるけど・・・」

「私はもうこのような料理すでに飽きているから自由に食せ。」

「自由に食べさせてはもらうけど・・・」

「・・・一体、何が問題だという?」

「軽く20人前ぐらいある料理を私一人では食べれないんだってば。」


happy new year with Kenpati

「あけおめ、剣八!」

「あ゛?テメェ、何て言った?」

「『あけましておめでとう』の省略。」

「んなもん、省略するんじゃねえ。」

「じゃあ剣八はちゃんと挨拶するわけ?」

「年が変わったからといって、何か変わるわけじゃねえだろ。」

「ほら、しない。だったら挨拶は何でも良いじゃん。」

「ちっ。今年もよろしく頼む。」

「投げやりな言い方も新年の挨拶としてどうかと思う。」

「うるせぇ。酒が不味くなるだろが。」

「今飲む必要ないでしょう。せっかくの休みだから一緒に過ごそうよ。」

「行事に飲む酒はまた違った味がするんだよ。」

「『年が変わったからといって、何か変わるわけじゃない』はずじゃ?」

「これは別だ。」

「嘘つき。」

「黙れ。ほら、テメェにもやる。」

「わーい。ごちそうさまです♪」


happy new year with Gin

「今年もよろしゅう。」

「・・・ギン、いきなり来てそれを言われても分からないよ。」

「普通はな。せやけど、分かってくれたやろ?」

「まぁね。こちらこそ、よろしく。」

「うん、面倒みたる。」

「あ、今のは解せない。」

「なんでや?当たり前の事言うただけやん。」

「まるで私がギンに迷惑かけてたような口ぶりじゃん。」

「違うたか?」

「大間違い。ギンが私に迷惑かけてたんでしょ。」

「何言うてんの。君がイヅルに黙って現世に行った時とか、助けてあげたやろ?」

「それはギンが現世の食べ物を買って来いって命令したから。」

「阿散井君のお菓子を食べた時、庇ってあげたで。」

「ギンが勝手に取ってきたのを私に何も言わずに渡したせいだよ。」

「他にも色々やってあげたのに。」

「・・・私も色々ギンを助けたかったけど・・・仕事、溜まってるよ?」

「ほんなら、初逃走でもしてくるわ。」


happy new year with Nemu(male)

「あけましておめとうございます。」

「おめでとうございます。今年もよろしく、ネム。」

「こちらこそよろしくお願いします。」

(ネムと会話すると、無意識にきちんとした挨拶になってしまう)

「どうかしましたか?」

「あ、いや。すごいなぁと思ってさ、料理が。」

「御節料理を用意するのは毎年の事です。」

「そっか。毎年苦労してるんだな。」

「いいえ。苦に感じませんよ。」

(ネムを嫁にしたら、すごく暖かな家庭を過ごせそうだよなぁ)

「あの。何か嫌いな食べ物がありました?」

「へ?い、いや。どれも美味しそうでどれから食べるか悩んでたんだ。」

「そうでしたか。でも、無理はなさらないで下さいね。」

「無理なんてしてるわけないだろ!ネムの愛がつまった料理だぞ!?」

「・・・あ・・・はい・・・」

(しまった、つい口走ってしまった)い、いただきます。」

「ど、どうぞ。」


happy new year with Orihime(male)

「あけましておめでとう!今年もよろしくね。」

「朝っぱらから元気だな、織姫。」

「もっちろん!私はいつだって元気だよ。」

「俺は元気じゃない。もう少し寝かせて。」

「だーめ!一緒に初詣に行く約束でしょ?」

「ああ。人ごみには入りたくないけどな。」

「じゃあ、公園でも良いから外に行こうよ。」

「正月は家でゆっくりする。」

「外出ようよ〜。」

「お前が新しい手袋を手にしたからって外に出る必要は無い。誰も見ない。」

「気分の問題なの!・・・どうしても嫌?」

「無理。眠いし寒い。」

「しょうがないなぁ。手を出して。」

「・・・お前の手袋を家の中でつけてもな。」

「これで寒くないでしょ!」

「でもまだ眠いぞ。」

「だから、今日は一緒に眠る日にしちゃおう。」






とりあえず、ここまで。
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