happy halloween with Kenpati
「Trick or Treat♪♪」
「・・・あぁ?なんだ、それ。」
「知らない?ハロウィンだよ。」
「それぐらいは俺だって、知ってる。」
「だったら、今晩は楽しもうよ!」
「この格好でか?」
「うん!すごく似合ってるよ?」
「なんだか、格好悪い気がすんだが・・・」
「そんなことない!格好良いよ?」
「そ、そうか。お前がそう言うなら楽しむとするか。」
「そうだよ、フランケンシュタインさん!」
happy halloween with Zyushiro
「相変わらず、寝室に篭ってるね。」
「仕方ないさ。でもハロウィンを楽しむことは出来るぞ。」
「・・・この内装は・・・」
「あぁ、俺がハロウィンを味わいたいと言ったら、やってくれた。」
「(それだけで、誰がやったか分かるのもすごいよな)」
「なかなか楽しめるもんだろ?」
「その手伝ってくれた二人はどこ?」
「あいつ等は出払ったが。何か問題でもあるのか?」
「いや、その十四朗の格好もあの二人が?」
「あぁ。なかなか凝ってるだろ?」
「懲りすぎな気がする。メイク怖いよ。」
「そうか?幽霊ってなかなか難しいもんだな。」
「(何故に『トイレの花子さん』??)」
happy halloween with Uryu
「Trick or Treat!」
「・・・僕にお菓子をやれとでもいうのかい?」
「そういう雨竜だって、立派に化けてるじゃん。」
「う、うるさい。これは試作品だ。」
「ふーん。自分の腕を上げる為の訓練?」
「ま、まぁ、そんなところだ。」
「そんな下手っぴな嘘をつくのは構わないんだけどさ。」
「僕は嘘なんてついてないぞ。」
「今時、ねずみ男って古くない?てか、日本の妖怪だよ、それ。」
「君もあのアニメを見ていたようだね。」
「いや、そこで喜ぶか、普通?」
happy halloween with Renji
「と、とりっく・おあ・とりーと。」
「・・・何言ってんの、恋次?」
「菓子かイタズラかって言ってんだよ。」
「訳せとは言わなかったんだけど。」
「だぁー!とりあえず、何かくれ!」
「罰ゲームでもやってるの?」
「できれば、突っ込まないでくれ。」
「へえ。可哀相にね、ワンちゃん。」
「一応、狼男だ。」
「そんな分かりきった事言うわけないじゃない。」
「(この女!!)本気で襲うぞ。」
「はい、お菓子。これでイタズラできなくなったね。」
「・・・・・・」
happy halloween with Toshiro
「あはははは!」
「人の顔を指差して、笑うんじゃねぇ。」
「だ、だって、似合ってるよ?似合いすぎてるよ!」
「うるせぇ!何で、俺だけチャッピーのきぐるみなんだよ。」
「じゃあ、仮装着替える?」
「他にも何かあるのか?」
「即席でいいんだったら、死神に。」
「・・・普段と変わらないな。」
「洋風の死神だよ、一応?仮にもハロウィンなんだから。」
「やる気もしないな。」
「そっか。ただ黒い布を被ってもらうだけなんだけど。」
「・・・本当に即席だな。」
「まぁ、今日は一日チャッピーで頑張って下さい。」
「・・・・・・・なに!?」
「がんばれ〜。」
「おい、こら!人事のように言うんじゃねぇ!!」
happy halloween with Byakuya
「・・・・・・」
「どうした、そのように驚いた顔をして。」
「いや、白哉でもハロウィンを祝うのかと思って。」
「何か問題でもあるのか?」
「ない。全くない。だけど、違和感が・・・」
「違和感?お前は、解せない事を言うな。」
「どっちかっていうと、貴方の行動の方が解せないよ。」
「・・・私が祝っていては、可笑しいか?」
「滅相もございません。」
「ならば、だまって菓子を渡せ。」
「(白哉は白哉で楽しんでるんだね)」
「早く渡さないか。」
「はいはい、吸血鬼さん。」
happy halloween with Hanatarou
「花太郎、まぁた苛められてるの?」
「あ、こ、こんにちは・・・」
「また変な格好させられちゃって。」
「い、いえ。先輩達は僕の心配をしてくれて・・・」
「そんなわけないでしょ!あからさまじゃない。」
「で、でも。僕がもっと強くなれるようにと先輩が。」
「そんなの嘘に決まってるでしょ。」
「だ、だけど・・・」
「格好だけで、強くなれるはずない!」
「は、はい・・・」
「全く、誰よ?花太郎にスーパーマンの格好させたのは!」
「あ、あのぉ。聞いてどうするんですか?」
「・・・・・・どうしようかな?(ニヤリ)」
happy halloween with Nemu (male)
「ハッピーハロウィン♪」
「は、はい・・・」
「いやだな、ネム。そんな硬くならないでよ。」
「このような格好は初めてのもので・・・」
「大丈夫、似合ってるよ。」
「・・・そうですか?」
「そうそう、ネムは笑った方がもっと可愛いしね。」
「あ、はい。では、Trick or Treat。」
「じゃあ僕からは、これをあげよう。」
「・・・これは?」
「今のネムを更に可愛くするアイテム!」
「猫の耳としっぽが、ですか?」
「あぁ!思わず襲っちゃったら、ごめんよ!」
「はぁ。(メイド服ってハロウィンと関係なかったような気もするけど)」
happy halloween with Momo (male)
「ハッピーハロウィーン♪」
「あれ、桃もやってるんだ。」
「うん、ちょうど現世に行ったから服を買ってきちゃった。」
「これはまた可愛いお化けが来たな。」
「えへへ。似合うかな?」
「似合う、似合う。可愛い、くの一だ。」
「よかった。じゃあ、trick or treat!」
「お菓子か悪戯か。お菓子をあげなかったら、どうする?」
「うーん。襲って、お菓子をくれるまで放さないぞ♪」
「・・・それなら、当分お菓子は用意しないでおこう。」
「え?あ、いや、今の冗談!冗談だよー!」
「はい、もう手遅れ。」
「いや――――!」
「(ハロウィーンは一晩だけなのが惜しいな)」
happy halloween with Yachiru (male)
「お菓子ちょーだい♪」
「やちる、今日は何か言わないといけないんだぞ。」
「あ、そっか。ん〜と、何だっけ?」
「trick or treat.」
「それだよ!はい、ちょーだい♪」
「・・・自分で言わなきゃ、やらねーよ。」
「なんでよ、意地悪!」
「あ、こら!俺の腕に齧り付くな!」
「がぅぅぅ。」
「言うまで、お菓子は抜き!」
「・・・trick or treat。」
「はい、良く出来ました。」
「わーい♪金平糖だ!」
「(あーあー。一気に飲みこんじまった)」
happy halloween with Neji
「ネジ、trick or treat!」
「・・・なんだ、それは。」
「え、知らないの!?ハロウィンだよ、ハロウィン!」
「それは知っている。俺が聞きたいのは、その格好だ。」
「あは、これか。ちょっと勇気だして着てみたの。」
「その格好で外に出ていないだろうな。」
「もちろん。家の人達以外には・・・あ゛。」
「誰に見せた。」
「えっと。ナルト、シカマルにキバ、チョウジでしょ。あとね。」
「(見事に男ばっかだな。あいつらめ。)」
「どうしたの、ネジ?」
「そのバニーガールは俺と二人きりの時にだけ着ろ。」
「はーい。じゃあ、今は良い?」
「・・・そうだな。今なら、お前を独り占めできる。」
happy halloween with Sasuke
「今日はハロウィンだね!」
「そうだな。」
「ね、ね。私、可愛い?」
「・・・まぁ、な。」
「えへへ。そう言ってもらえると、嬉しいな。」
「だけど、なんで魔女なんだ?」
「魔女が好きだからに決まってるでしょ。」
「平凡だな。」
「な、なによぉ!魔女じゃ駄目なの?」
「別に悪いとは言ってない。」
「明らかに悪い意味に聞こえたんだけど?」
「そりゃあ、他の奴らも考えそうな服装だとな。」
「サスケだって、戦隊ヒーローのコスチュームは子供がよく着るじゃない!」
「仕方ないだろ・・・どうしてもブルーが着たかったんだ。」
happy halloween with Kakashi
「いやー、ハロウィンだね。」
「そうだね。それが、どうかした?」
「嫌だなぁ、決まってるでしょ?」
「・・・なに、この手?」
「Trick or Treat。」
「仮装してないカカシに渡せるわけがないよ。」
「仮装してるってば。ほら、忍にさ。」
「・・・それは、仮装とは言わない。」
「何でかなぁ。今日は上忍の格好をしてないじゃない。」
「だから、仮装してるって?馬鹿だね。」
「うーん。どうしても、もらえないわけ?」
「当然。仮装してから、出直して来なさい。」
「交渉決裂。じゃあ、悪戯しようか。」
「は?・・・げ!?や、やっぱ渡すから、それだけは止めて!」
「もう遅い、遅い♪」